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定額制ストリーミングサービス 〜変わる音楽の聴き方〜


こんばんは。突然ですが音楽は好きですか?程度の差はあれ、音楽を日頃から聴く人は多いと思います。皆さんはどのような方法で音源を得ていますか?一番利用されているのはiTunesでしょう。日本ではまだまだCDを購入されている人も多いようです。他に多いのはレンタルでしょうか。これも日本独特の文化ですね。YoutubeなんかでもPVや誰かが勝手に流したものなど、無料で音楽を聴くこともできます。音楽を人よりも少し多く聴く方はSoundCloudやMyspaceなんかでも音を拾うかもしれません。

 さて前置きが長くなりました。ビジネスの世界で今、注目を集めているのが音楽配信サービスです。定額制ストリーミング配信サービス。今回は主なサービスをいくつか紹介したいと思います。

spotify

世界最大手のストリーミング配信サービスです。スウェーデンの会社で、2006年に設立されました。サービスを開始したのは2008年です。ヨーロッパで多くの利用者を獲得した後にアメリカに進出。 世界最大手なのに知らない!という人は多いかもしれません。それは現在日本では公式にはサービスが開始されていません。やり方次第では利用できますが。spotifyの特徴としては楽曲の多さです。約3000万曲と言われています。好きなアーティストを選ぶと、そのアーティストの曲をほぼ全部聴けます。またそのアーティストに関連する楽曲などもアルゴリズムで選曲され、垂れ流しできるので休日に家にいる時は最高です。あと洋楽好きは是非利用したいサービスです。無料と有料があり、無料だと途中でCMが入っていまうのでテンションが下がってしまうのは難点です。


AWA

spotifyが日本でサービス開始してないなら、日本人はダウンロードするしかないのか!実は日本を中心にサービスを行っているのがAWAです。サイバーエージェントとエイベックスが共同でサービスを開始しました。AWAの特徴としてはサイバーエージェントが加わっているせいか、スマホで利用することを主眼に置いていることです。とても使いやすいです。でもエイベックスの曲しか聴けないのでは?エイベックスの他にも日本でもメジャーなソニーやユニバーサル、ポニーキャニオン、コロムビアなど結構聴けるレーベルは多いです。現在3ヶ月無料です。その後は無料か有料を選びます。


LINE MUSIC

日本ではインフラと化しているLINE。トークを行うLINEだけでなく、LINE PayやLINE TAXI、LINE NEWSなど生活に密着するサービスを次々に開始させていますが、定額制音楽配信にも参入しています。サービス公開から2日で100万ダウンロードを突破しました。AWAは配信楽曲数を発表していませんが、LINE MUSICは現在150万曲以上配信しています。参加しているレーベルも若干LINEの方が多いです。今年の8月9日までは無料で利用できるようです。無料期間が過ぎるとLINEの方は安くても月額500円を支払う必要があります。安いプランでも機能面の制限はないですが、月に聴ける時間が制限されます。


Apple Music

世界的にストリーミング配信がどんどん進んでいる中で、この会社が黙っている訳がありません。Appleです。まだサービスは開始されていません。ですのでAppleはかなりの遅れをとってしまいました。しかし楽曲の配信数が他のサービスを圧倒することは予想されます。サービス開始当初は数百万曲とのことですが、 短期的には3000万曲以上を配信するようです。しかし世界規模でのサービスになりますので邦楽の割合がどの程度になるかは予想できません。大きな特徴としてはBeats1という機能があります。これは実際にDJが選曲し、24時間配信するものになります。これは他のサービスとは全然違います。もちろん自分でプレイリストを作成することもできます。



実は今まで日本にもストリーミングサービスが無かった訳ではないです。しかし大人の事情(著作権、それに準ずるフィー)があったのでしょうが、なかなか普及してきませんでした。実際spotifyが日本でサービスが開始できないのもここのあたりの問題が大きいようです。しかしネームバリューのある会社が次々と参入することで音楽の聴き方が確実に変わっていきそうです。より安く、たくさんの曲が聴ける時代はもう来ています。
今回のブログの各サービス名はリンクになってますので、興味があれば是非サービスを利用してみて下さい!

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