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日経平均から11月を振り返る


こんにちは。今月も毎月恒例の日経平均から振り返る、です。今月はこの記事をアップするのが遅くなってしまいました。というか忘れていました。

11月の日経平均を見ながら、金融や経済などの状況を軽く見ていきましょう。では早速チャートから。



比較的強気な相場

11月は10月に続き、上昇の力が強かったですね。2万円もほぼ目前に迫るまで上昇しています。ちなみに12月1日には3ヶ月ぶりに2万円を超えています。(その後は、また下降傾向です。)

あと11月の注目したいのは陽線(始値から上がっているロウソク足)が多いことです。11月の半ばに一旦上昇に落ち着きが見えていますが、それでも陽線が続いています。つまり下落しても買い手が多かったということです。実際、11月後半には回復していっています。日々の終値の推移は、もちろんですがザラ場(簡単に言うと取引開始から取引終了まで)にどういう動きをしていたかも見ていけるようになりたいですね。

9日の大幅上昇


アメリカのダウが大きく上昇したことを受けています。ダウの上昇要因としては、雇用統計が市場予想を上回ったことが考えられます。景気が良くなっていると判断し、投資家が強気になったのですね。この日は377円高となり、終値は2ヶ月半ぶりの高値となりました。

16日、パリの同時多発テロを受けて下落


13日に起こったパリ同時多発テロの影響から、週明けの16日の東京市場は大きく下落となりました。大きな自然災害やテロなどが起きた時は株を手放す、というのは定石です。それがそのまま出た形ですね。

しかしザラ場では買いが強く、この日も陽線になっています。テロの影響は限定的だと判断した投資家が押し目買いに動いたのでしょう。実際アメリカ、ヨーロッパの市場が堅調だったため、次の日の17日にも上昇しています。しかし大きく上昇したため利益確定売りが強く、陰線になっていますね。


もう少し暇つぶし…

ちなみに12月に発表された11月のアメリカ雇用統計は非農業部門で約21万人増となり、また大きく市場予想を上回りました。これで12月のアメリカの利上げは、ほぼ確定だと予想されています。


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