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無人島をテーマパークに!攻めるハウステンボス



昨日このニュースを読んで、長崎出身の私としては「大したことは書けなくても、ブログにのせよう。」と一瞬で思いました。

ハウステンボスが無人島取得 テーマパーク建設想定(読売新聞)

ハウステンボスは「変なホテル」(「ロボットが接客。これって変?」)など最近注目を集める動きを積極的に行っている印象があります。

HTBが無人島の長島を取得


壱岐にも長島がありますが、今回は大村湾に浮かぶ無人島である長島を取得したとのことです。

読売新聞より

具体的にどのような施設になるかは分かりませんが、ファミリー向けのリゾートを検討しているようです。ハウステンボスと船でつなげるとのことで、さらにワクワクする体験ができそうです。海外旅行客もさらに取り込んでいけそうですね。しかも来年にはオープン予定とのこと!動きが早いです。

ハウステンボスを軽くおさらいする


長崎を代表する観光スポット


ハウステンボスは、1992年にオープンしたオランダの街並みを再現したテーマパークです。長崎に行ったら、はずせない観光スポットの1つですね。wikipedia情報によると、ディズニーランドとディズニーシーを合わせた敷地面積で、単独のテーマパークとしては日本最大規模とのことです。

経営不振に


長崎は歴史の中でもオランダと関わりが深い土地であり、オープンした当初から長崎を代表する観光スポットでした。しかし当時は春のチューリップや夏の花火くらいしか見所がなかったため、何度も足を運びたくなるようなテーマパークではありませんでした。(これは個人的な感想です)業績不振となり2000年には創業者が代表取締役から辞任。2003年には会社更生法を適用を申請しています。

大きな転機。エイチ・アイ・エスの子会社へ


2010年には旅行会社大手のエイチ・アイ・エスの子会社になります。ハウステンボスは「花の王国」や「光の王国」(ここ最近は冬の時期に情報番組なんかでもイルミネーションが特集されたりしてますね。)などのイベントを打ち出し、1年中楽しめるようなテーマパークへと変貌していきます。

ハウステンボスHPより

長崎活性の中心に


人口減少が続く長崎県


このブログでは長崎県五島列島に住んでいる、まちだ氏の五島について記事で島の過疎化の深刻さについて書いてもらっています。(「離島においでよ!」)しかし、これは島だけの問題ではなさそうです。長崎市や佐世保市など長崎県の中心的なエリアでも人口は減少続けているようで、長崎県が発表している人口推移を見ても平成元年には160万人近くでしたが、平成26年には140万人をきっています。(平成27年10月時点では約137万人)

ハウステンボスが長崎活性の中心になる


人口が首都圏に集まり続けていますので、地方ではどこでも言えることかもしれませんが、観光や交通はより力を入れるべきポイントだと思います。是非、行政に頑張ってほしいところではありますが限界があります。そこで民間企業の出番ですね。その中心になるのはハウステンボスになるかもしれません。ハウステンボスは平成27年9月期に入場者、宿泊者数ともに前期比110%。売上、当期純利益では前期比120%と躍進しています。今回紹介した長島の他に、周辺の島や旧オランダ村の土地取得も検討しているようです。長崎県全体がテーマパークになると非常に面白そうです。


もう少し暇つぶし…


長崎の交通面の話を少しすると、福岡との行き来が不便。博多-長崎間の「かもめ」でも2時間近くかかってしまいます。長崎新幹線の開発が遅れているみたいですが、これは少しでも早く導入されるようJR九州には頑張ってほしいです。あとSuicaがJRでしか利用できないのも問題だと思いました。バスや路面電車でも利用できると便利ですね。(最後に帰省したのが2年前なので今は使えるかもしれません。)


五島の宇久島では、「UKU JAM」という音楽祭開催のための活動もやってます!(「僕の島でやっているクラウドファウンディングの宣伝をしまーす」)→クラウドファンディングの募集は終了しました。無事支援が集まり、開催決定です!
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